体に重要な水について

 
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体と水

「水」に関して、動物と人間の大きな違いは、動物はより自然に近い形で生活できるため、多少汚れた不衛生な水を飲んでも健康に害が発生するようなことは、ほとんどありません。ですが、人間の場合は絶対にそうはいかないのです。 当たり前にあるはずの水が、突然なくなってしまったらどういうことになるか、人間が不衛生な水を飲むことが、どういう恐ろしい問題を引き起こすのか、今年2010年の4月、中国西南地区で水の大切さと人間の弱点を改めて実感させるような災害が起こりました。

百年に一度の大干ばつに見舞われた中国西南地区では、雲南省各地を始めとする広域で、半年以上雨が降らない干ばつの日々が続きました。多くの人々は基準値を超えた細菌の存在する河水を飲用したり、泥水や家畜の尿など不潔極まりない水を飲み、下痢、発熱、おう吐の症状を訴えました。それでも干ばつは深刻化するばかりで、ついには広域に渡りチフスや出血性大腸炎、パラチフス、A型肝炎など伝染病が大発生してしまったそうなのです。

「飲む水がありさえすればいい、今は水が汚いことなど構っていられない」と話す、最も干ばつの状況がひどかった村に住む人々が、どうやって飲料水を確保していたかというと、食器を洗った後、羊に与え、羊が残した水が沈澱すると、人がまたそれを飲む。容器の底に、羊の糞が沈んでいても、羊の尿が混ざっていても、それは取り合いになるほど貴重な水分だったという話なのです。

中国政府衛生庁の指導者は、「黄土や木の葉などは、濾過膜を通せば水はきれいになる。しかし、ネズミやその他の昆虫が入っていたら、その影響は大きい」と話し、人々に生水を飲まない、生ものや冷えたものを食べない、吐き気や嘔吐などの症状が出たらすぐ病院へ行くようにと、人々に注意を呼びかけたそうですが、飲料水が全く手に入らない状態では全くの焼け石に水で、ついには死者が続出する地獄のような状況に陥ってしまったそうです。

命の最小単位は細胞です。 細胞はタンパク質、核酸、糖質などの生体高分子と呼ばれるもの、さらに脂質やさまざまなイオンなどが複雑な構造で組合わされていますが、これらの諸要素を結び付けているのが水なのです。 水と言っても形態は変わっており、これは原形質と呼ばれるもので、ドロドロとしたゼリー状をしています。

目に見えないほど小さい細胞の中で、水様分子が絶え間なく休まず動きまわり、生命を支えています。 細胞の種類によっても異なりますが、ある細胞などは全体の70%が水のものもあります。 水の中にタンパク質、核酸、糖質などが浮かんでいて、それらを細胞膜という皮膜で取囲んだものが細胞なのです。 このような細胞が20兆以上も集まって、ひとつの体を構成し、さらにその表面を皮膚(これも細胞の固まり)がカバーとして覆っているのです。 これは人間に限ったことではなく、生物体は一見固体のように見えますが、ほとんどが「液体」「水」なのです。

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